提灯は上下に加輪(枠)と呼ばれる木製/プラスチック/スチール製と蛇腹状の火袋(和紙/ビニール)で構成されている。多数の竹ひご/スチールを組み合わせて筒状に組み、その周囲に火袋(和紙/ビニール)を張り、中に蝋燭(ロウソク)を立てられる様設計されている。蝋燭に火を点すと明かりが火袋を通し外を照らす仕組みとなっている。
提灯は夜に持ちながら歩くと道中の明かり取りになる。また、手に持たず、家の外などにかけておくと外灯/街灯にもなる。外に貼った和紙/ビニールには折り目がつけられており、収納する際は上下方向に折りたたむ事が出来る。周りに和紙/ビニールが貼られているので、風で火が消える事はほとんどないが、上下に穴が空いて空気を通る様にしている為、酸素不足で火が消えることもない。
今では、提灯は電球を取り付ける事の出来るソケットがあり、蝋燭の変わりに電球を使用し、店舗の看板代わり使用される事があります。竹ひごは一本の長い竹ひごを螺旋状に巻いて使う一本掛けと、短い物を輪に組んだ物を多数用意するものがある。